怪しい実業家風詐欺師を発見！原田陽平という名の巧妙かつ悪質な手口を大暴露
アフィリエイト、情報商材、仮想通貨——どれも怪しく感じてしまうかもしれませんが、なぜ怪しいと感じてしまうか？ その理由は一択です。「PRしている人が怪しいから」。今までネットを見ていて、（上）画像のような怪しい画像を目にしたことはたくさんあると思います。
今回は、怪しいとされているなかでも、特別クリーンさを醸し出しているにも関わらず、やっていることがまったく見えてこない怪しさMaxな「原田陽平」に注目して暴いていきたいと思います。
まずはWEBで「原田陽平」を検索
まずはネットの情報個人名を検索していきます。（上）画像にもある通り、原田陽平と検索すると、本人の画像や書籍、原田氏にまつわる記事がたくさん出てきます。見た目は一見するとさわやかな”デキる人間”的な雰囲気を醸し出しています。書籍や動画も出していることから信頼に値できる人物かと思いきや……。やはり見逃せないのがトップに表示されている、「集団訴訟」の文字でしょう。
内容を確認してみると、どうやら原田氏が主宰していた仮想通貨クラブで明らかな詐欺行為が働かれたというのです。これは本当なのでしょうか？
「原田陽平」は典型的な情報商材詐欺の常習犯か⁉
原田氏について調査すると、彼に寄せられたコメントから数々の悪行が浮き彫りになってきました。直近では、仮想通貨クラブ運営で詐欺行為が働かれていたことがほぼ確定しています。
ゴールドチェーンICOクラブ
原田氏が運営する「ゴールデンチェーンICOクラブ」では、仮想通貨のICOを使ってお金を払いクラブに入れば誰でも何もせずに億万長者になれるという典型的な詐欺が繰り広げられていました。
内容はクラブ運営から提供されるICOのコインを上場後に売却し、売却益でさらに別のICOを購入するというのを繰り返すだけで、一切のリスクなくすぐに5億円もの資産を築くことができるというプロジェクトです。
一般コースは 5万円。リザベーションコース プラス15万円と非常に高額。リゼベーションコースでは、配布されるコインの枚数が増えるそうです。
そもそもICOというのは企業がコインを発行し、これから行なう事業を行うために資金を募るという一種のクラウドファンディングのようなもの。このクラブについてどれだけ調べても、お金を出す最大の基準となる「企業が行う事業」についての記載がなく、これだけで詐欺だということが一目瞭然です。
むしろ、よく顔を出してこんなことができるのか不思議で仕方ないレベルだといえます。
原田氏は過去にも、民泊事業やスマホアフィリなどで同様な詐欺行為を繰り返している非常に悪質な人物であることが分かってきました。
30ミニッツスマホアフィリエイト
1日30分の作業で3ページだけのスマホサイトを作るだけで継続輸入をいくつも得られるという教材です。実際は、こんなことあり得るわけないのですが、「スマホ市場はスキマだらけの穴場で、PC中心のアフィリエイトより、スマホ専門の市場の方が成約率は高い」という事実を要所要所で巧みに織り交ぜて相手を騙していたというのです。
「初心者でも簡単に稼げる」との触れ込みでしたが、塾の受講者からクレームの嵐ということで、やはり内容のない詐欺情報商材だったということが判明しました。
モバイルマスターズアフィリエイト
こちらは「スマートフォン時代を突き抜ける！」をキャッチフレーズに、見本を見ながら手順通りにやるだけで毎月10万円を稼ぐサイトが自動的に作れるというもの。そんなことあり得るわけがありません。
ただ、いくら調査しても運営の自作自演による情報操作と思われる情報しか出てこず、その実態は捕めませんでした。
この「モバイルマスターズアフィリエイト」は、「セカンド・エディション」と称して第2弾も発売されていました。あくまで予想ですが、「続編が出るほど前作が人気だった」と買い手に思わせるための工作だと思われます。
どちらにせよ原田氏が情報商材詐欺を行なっていたクロであるということは、ほとんどゆるぎないものではないでしょうか。
丸投げ報酬シェアプロジェクト・収益シェアプロジェクト
丸投げ報酬シェアプロジェクト・収益シェアプロジェクトはほぼ同じような内容の情報商材です。プロジェクトに参加すれば、アフィリエイトをはじめるために必要な「案件選び」「キーワード選定」「サイト作成」「SEO・アクセスアップ」を原田氏が代わりに行ない、参加者はただ記事を書くだけでOK。収益が出ればその半分をシェアするというものです。
アフィリエイトで伸び悩んでいる人の特徴を、原田氏は以下の5つだと説明しています。
1.売れるアフィリエイトプログラムを選べない
2.キーワード選定が難しい
3.サイトタイトルがうまくつけられない
4.サイト作成が難しい
5.SEO対策がうまくできない
確かにその通りです。だから、「難しいことは全部任せて、あなたは記事を書くことだけに注力してください」という商材となっています。
一見全うに見えますが実はこれ、非常に悪質です。なぜなら、上記の5つは原田氏が持っているモノを提供するだけで実質労働はゼロ。反面、書き手は毎日記事を書き続けなければならないため労働との対価が釣り合わないのです。また、アフィリエイトの収益が伸びなければ「記事が悪い」と逃げることもできます。
大変卑怯な商材だといっても過言ではないでしょう。
バケーションレンタルクラブ（民泊事業）
今でこそインバウンドの増加によって民泊ビジネスが注目されていますが、原田氏はいち早く目を付けて情報商材にしています。このように時世を読むのは非常に上手いのに、どうして正規の手段で金儲けるを行なわないのか疑問で仕方がありません。民泊事業に関しては、動画でも頻繁にプロモーションが行われていました。
この動画のシリーズで面白いのは、いろんなところに矛盾が生じていることです。民泊の事業のメリットを以下のように解説しています。
・何もしなくても稼げる
・息をしているだけで丸儲け
・資金不要
・寝たきりのおじいちゃんでも稼げる
かなりの誇張表現ですが、確かに民泊は不労所得なのでまったくのウソではありません。そして「アフィリエイトはもう古い」「アフィリエイトはもうやめてこっちやったほうがいい」と自信が今までやってきたことさえ否定するほどの入れ込み具合でした。
しかし、他の動画を観ると「民泊ビジネスも含め、ほとんどのリアルビジネスは資金が結構かかる」「アフィリエイトのほうが楽」と発言が二転三転しているのです。
このような人物を果たして信用することができるのでしょうか？
まとめ
ネットで儲け話を説いている人がいたら、まず最初に疑ってみることが大切です。今回調査した「原田陽平」も、掘れば掘るほど数々の悪事が湧き出てきました。
原田氏が行なっていることは、完全な詐欺行為です。この世に何もせずにお金が入ってくるなんてうまい話は絶対にないというマインドを持って、このような詐欺師に騙されないように気を付けましょう。