酒井法子さん、事務所を独立してYouTuberとして活動

歌手、女優の“酒井法子さん(50歳)が、4月末をもって芸能事務所『オフィスニグンニイバ』を退所し、独立したことを発表しました。

『オフィスニグンニイバ』の発表によると、酒井法子さんは4月末で事務所を退所し、個人事務所『株式会社スマイル』を設立したといい、今後も『オフィスニグンニイバ』は酒井さんの活動をサポートしていくとのことです。

酒井法子さん、事務所独立してYouTuberデビュー

酒井法子さんは直筆メッセージを寄せ、芸能活動を再開させた2012年から所属した事務所に対して感謝の言葉を綴り、このタイミングで独立を決意した理由については、

「50歳という節目の年齢が近づくにつれ、この先、あと何日?この芸能界でお仕事をさせて頂けるのであろうかと日々考えることが多くなりました。私にとって残された時間はそう多くないのではないかとも考えました。であるならば、もう一度挑戦してみようと思ったのです」

と説明しています。

今後について以下のように、綴っています。

「こんな大変な世の中だからこそ、誰かの笑顔のため、目に見えない思いのタスキリレーをさせて頂ければと思います。心照らす光を放って、愛の花に夢を振りまきながら…これからもどうぞよろしくお願い致します。」

事務所を独立した酒井法子さんは、1日にYouTubeチャンネル『1億のスマイル!!』を開設してYouTuberデビューを果たしており、早速新たな活動をスタートさせています。

また、独立にあたって複数のメディアのインタビュー取材に応じており、昨今の芸能界の動きを見て、1~2年前ごろから事務所独立を考え始めたそうで、「無謀かな?」と思いつつ、「自分の世界観を変える“最後のひと頑張り”の時期に来たのかな」と思ったことで独立を決断したとしています。

独立後は、自身で営業活動や事務所経営などを行っていくそうで、引き続き歌手・女優として活動しながら、YouTubeでも活動を行っていくとしており、以下のようにコメントしています。

「YouTubeという“禁断の領域”に足を踏み込みます(笑)。そういうのは疎いのですが、やってみようかなって。ダメならダメでしょうがないし。今はYouTubeのために自分の家の庭造りを始めています。我が家はぜんぜん“映えない”からまず家庭菜園を始めようと。ただ、私は本当にそういうのが苦手なので母に“映えるベランダを一緒に作って!”とSOSを出して、裏方としてYouTubeを支えてもらっています。ステイホームの世の中でオーガニックや無農薬野菜を育てるのは“楽しい!”ということを伝えて、真似する人たちが出てきていただけたら嬉しいです」


YouTubeを始めようと思った理由として以下のように意気込みを語りました。

「デビューしてから支えてくれたファンのみなさんに恩返しがしたいという思いもあります。今はコロナや先々のことに不安なことが多いじゃないですか。そんな時に、私のYouTubeを見て、“笑ってすっきりした”“明日また頑張ろう”って思ってもらえるきっかけになれる存在でありたい。私自身が笑顔になって、かつ誰かを笑顔にできたらそんな最高なことはないですよね。ゆくゆくは日本の伝統芸能を体験したり、歴史ある旅館の良さを伝えたり全国を回って色々なことも発信していきたいと思っています」

今年で22歳になる長男・祐樹さんも新たな活動の背中を押してくれたそうで以下のようにと明かしました。

「私が不安な気持ちを口にすると、“どうしたの?”って話を聞いてくれて。いつも励ましてくれて“ママがやりたいことがあるのなら自分の好きなことをやってみるのもいいんじゃない?”って背中を押してくれて、“大人になったんだな~”って(笑)」

今後の活動での目標については以下のように語っています。

「今度、石黒賢さん主演の『プロデューサーK』という配信ドラマに本人役で出演させていただくのですが、そこでメロディや見せ方を変えた『碧いうさぎ2021』を新しく作りました。この曲で音楽番組や、あわよくば『紅白』にも呼んでいただければ(笑)。今後は、見ている方々と同じ目線で“隣ののりピー”ではないですけど、より身近に感じてもらいたいです」

酒井法子さんが覚醒剤事件を起こし、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けてから今年で早12年となります。

酒井法子さんと共に、有罪となった元夫でプロサーファーだった高相祐一さん(53歳)は、その後も違法薬物事件で3度逮捕され、今年3月には2度目の実刑判決が下された一方、酒井さんはあれ以降1度も事件は起こしていません。

その大きな理由は、酒井法子さんが薬物事件の裁判で、「夫と離婚して覚醒剤を断ち切りたい」「芸能界を引退し、介護の仕事をやりたい」と、環境を変えて再出発すると語っていたものの、実際には介護の仕事をすることなく、2010年末には著書『贖罪』を出版、テレビ番組に出演し、2012年から芸能活動を再開させたことにあります。

酒井法子さんは介護の仕事をせずに、芸能界復帰を果たした理由について、2016年に出演した情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)の取材では以下のようにコメント

「『介護もやります』なんて言ったんですけど、それもなかなか難しくて…本当にこれが私の生きる道。これしか私にはないんですね。芸能界っていう場所で私が生きていくことを快く思わない方もいるだろうし、これからも頑張っていいんだよとおっしゃってくださる方もいて、いろんな意見があると思います。でも、ここが私の生きる道として私自身が選ばせて頂いて、精進していきたいと思っています」

酒井法子さんのプロフィール

本名 酒井法子
別名義 さかいのりこ
生年月日 1971年2月14日(50歳)
出生地 福岡県福岡市
身長 157cm
血液型 B型
事務所 株式会社スマイル

最後に

酒井法子さんの芸能活動継続に対しては非難の声が上がり続けており、今回のインタビューで、音楽番組や『NHK紅白歌合戦』への出場を目標として掲げていることに否定的な声もありますが、現在も酒井さんの活動を応援しているファンは多くいらっしゃいます。

そうしたファンのためにも、今後の活動に期待がかかります。